袋法師絵詞 (Fukuro Hoshi Ekotoba)

袋法師絵詞(ふくろほうしえことば)は、絵巻物である。

概要
原画は江戸幕府、大奥にあったが、天保年間、焼失した。
住吉具慶筆模本、その他1、2の伝写本があるが、詞書の有無、描かれた情景など相違異同がある。
作者は飛騨守惟久、土佐光信などさまざまに伝わる。
足利時代の作であろうという。

春画の絵巻としては小柴垣草紙とともに古いほうに属し、流布した。

ある高貴好色な尼君が女房たちと謀ってある僧侶(法師)を袋に入れて御殿に運び込みこれと密通するというもの。

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