脱亜思想 (Datsua-shiso thought (thought of leaving Asia))

脱亜思想(だつあしそう)とは、福澤諭吉に代表される儒教を廃して中華思想から脱却しようとする思想のこと。

著作

脱亜思想を示した著作としては、福澤諭吉の『学問のすゝめ』や『文明論之概略』などがある。

福澤諭吉は『福翁百話』の第34話「半信半疑は不可なり」において、次のように脱亜思想を説明している。

ちなみに、「脱亜思想」と「脱亜論」とは混同されがちであるが、「脱亜思想」は一般的な思想の名前であり、「脱亜論」は新聞『時事新報』の社説の名前であることから、両者を区別して扱う必要がある。

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