意見封事三箇条 (Ikenfuji Sankajo)

意見封事三箇条(いけんふうじさんかじょう)とは、天徳 (日本)元年12月27日 (旧暦)(958年1月19日)に従五位上右少弁菅原文時が村上天皇に対して提出した封事。

同年7月27日 (旧暦)(957年8月25日)の天皇の意見封事を求める綸旨に対して出されたもの。

全3条からなり、次の3点を中国の故事を引用しながら論を展開している。
「請禁奢侈事」(贅沢の禁止)
「請停売官事」(売官の禁止)
「請不廃失鴻臚館懐遠人励文士事」(外交の再建と文芸の振興の観点からの鴻臚館復活)

『本朝文粋』・『群書類従』などに所収されている。

[English Translation]