一座 (Ichiza)

一座(いちざ)とは、朝廷における宮中座次の最上位のことである。
本来は太政官の筆頭大臣である太政大臣が一座に座り、不在の場合は左大臣が座ることになる。
摂政・関白が設置されると、摂政・関白が一座に座った。
ただし、摂政・関白が務める大臣職よりも上位の大臣が存在したり、現在大臣の職に無い(前大臣)の場合には、当該摂政・関白を一座に定める宣旨が出されることになっていた。
これを一座宣旨(いちざのせんじ)と称した。

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