美観地区 (Aesthetic Areas)

美観地区(びかんちく)は、「市街地の美観を維持するために定める地区」である(都市計画法第9条)。

地方自治体が指定できる地域地区のひとつで、調和均整のとれた建築美を保っている地区において、その美観を守るために、建築物の配置、構造などが、建築制限などを行える地区。
具体的には、建築物の色彩や、屋外広告を規制する地区であると言ってよい。

美観地区が定められると、この美観地区内では、地方自治体の条例によって、建築物の構造や設備を規制することが可能となる。
ただし美観地区が定められていても、その美観地区内での条例はまだ制定されていないというケースが多い。

美観地区が最もよく整備されているのは京都市で、約1800haが美観地区に指定されており、市街地景観整備条例によって建築物の規制がされている。
ほかにも倉敷美観地区などが有名で、単に「美観地区」というとこの倉敷美観地区を指す事が多い。

なお美観地区に指定された初例は東京都千代田区の中心にある皇居周辺一帯であり、昭和8年(1933年)に指定されている。

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