日重 (Nichiju)

日重(にちじゅう、天文 (元号)18年(1549年) - 元和 (日本)9年(1623年))は、安土桃山時代から江戸時代前期にかけての日蓮宗の僧。
若狭国の出身。
字は頼順。
号は一如院。

幼い頃に仏心院日こうに師事して、日蓮教学を学ぶ。
奈良の教学をはじめ漢詩文や儒学も修め、本満寺12世となった。
教学的には師日珖の折伏主義を排して摂受主義の教義を発展的に継承した。
1595年(文禄4年)豊臣秀吉が主催した京都方広寺大仏殿の千僧供養会に日蓮宗として出仕するかどうかの問題では、宗門護持の立場から受不施を推進し、不受不施の立場を取った日奥と鋭く対立した。

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